みなさん、こんにちは。ディーズ足利店でお世話になります、理学療法士の高橋英介です。台風がひと段落し、9月もいよいよ後半に差し掛かりましたが、いかがお過ごしでしょうか?今回は理学療法士のお仕事と体験談についてお話ししようと思います。

理学療法士と言えば病院で脳卒中や骨折した人のリハビリをやる人と思われがちですが、中には介護の現場やプロのスポーツ選手のトレーナーなどでも活躍している人も少なくないんです。

私は介護の現場で病気や怪我で日常生活を送ることが難しくなった方をリハビリを通して在宅復帰(自宅で生活する)に必要な動作や筋力をつけるお手伝いをしていました。その中でも特に印象的だったのは、ある女性の在宅復帰を見届けた時です。

その方は70歳代で脳梗塞を患い身体の半分が自由に動かすことが出ない麻痺状態でした。ご家族の方は施設にお願いしたほうが良いのではないかと考えていたようでしたが、本人は自宅に帰って過ごすことを希望されていました。そこで私は「身体の筋力や使い方が改善できればご自宅でも生活することが出来るのではないか。」と考え、ご本人とお話をしながら、筋力を上げる運動や歩く練習などを一緒に行いました。結果として、自宅のバリアフリー化と車いすでの生活という条件付きではありましたが、本人の望む自宅での生活というゴールにたどり着きました。

 

ディーズでは姿勢改善や個人に合わせた運動指導も行っていますが、今後は痛みの改善を図るということも課題になってくるので、自分の持っている知識や経験を関わる人すべてに提供して、周りも自分も笑顔に出来るように、頑張ります。そのための努力は惜しまず行っていこうと思っていますので、若輩者ではありますが、これからもどうぞよろしくお願いします。

少しでも気になるな、行ってみようかなと思った方は是非、ディーズにご来館下さい。

皆さまのお越しを心よりお待ちすると同時に、身体のことや痛みについて気になることがあればいつでもお声をかけてください!

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