痛みの改善が出来るクラブを目指して【ひざ人工関節の会員様】

皆さんこんにちは。
ディーズスポーツプラザ邑楽店支配人、柔道整復師の杉山です。

関東地方はまだ梅雨明けにはなりませんが、暑い日が続きますね。
熱中症にならないように、水分補給はしっかりとおこなってください。

先日ご相談をうけた70代女性のY様。
変形性膝関節症により、ひざの痛みがひどくなり、半年前にひざの人工関節を入れる手術を行なったそうです。
約半年間、病院でのリハビリを行い、今はひざの角度が100度くらいまで曲がるようになったとのことでした。

自転車にも乗れるようになりたいし
旅行にもいきたいし
もう少し、ひざを曲がるようにしたいんだよね~。

・・と、Y様から相談をうけました。

今まで、手術後、ひざの痛みやこわばりでトレーニングを行うことを不安にする方々を多くみてきました。
Y様の自分自身でどうにかしたいという思いに、少しでも力になれればと、色々と話しを聞かせていただきました。

余談ですが
人工関節を入れている方がトレーニングを行なうメリットとして

骨が刺激されることで人工関節を支える骨の質の向上につながる。
骨をつなぐ筋力の強化にもなり、人工関節がゆるむリスクが低減される。
運動をすることでバランス感覚が養われる。

特に高齢者の場合は転倒の予防になることが運動を行う大きなメリットになります。
ほどよい運動や軽いスポーツは、人工股関節を長持ちさせることにつながります。

なので、人工関節を入れて動かすことが不安な方もトレーニングしてあげた方がいいんですね(^^)

今までY様はディーズでプールの利用が多かったので、トレジムでのトレーニングも進めてみました。
バランス感覚を養うために、バランスボールやコアヌードル
ひざ周辺の筋肉がカタくなっているのとむくみが気になったので、筋膜リリースのアドバイスも行いました。

最初は曲がりずらかった、関節の動きも今では120度くらいまで曲がるようになり
エアロバイクもシートの幅を広くすればこげるようになりました。

今は来館されると、15分は笑顔でエアロバイクをこいでいます(^^)/

ひざの人工関節手術後は可動域が改善しない場合もありますが、
リハビリやトレーニングをしっかり行えば、直角ぐらいまでは改善するそうです。

イスからすっと立ち上がるには約100°、床から立ち上がるには135°が必要となので
Y様が日常生活で少しでも快適に過ごせるように、スタッフ全員でサポートをしていきます!!

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