痛みの改善ができるクラブづくりを目指して【クールダウン】

皆さんこんにちはディーズスポーツプラザ邑楽店支配人、柔道整復師の杉山です。

梅雨明けをしていないのにも関わらず、連日暑い日が続きますね。
湿度が高くなると、汗が蒸発されなくなり、
体の中に熱がこもり、体温が上がってしまいます。

体の中に熱がこもって体温が上昇すると、
水分や塩分が不足して体の機能や意識に障害がでできてしまいます。

特に運動中は熱がこもりやすくなるので、こまめに水分補給を摂取して下さい。

前回はクールダウンに関して書きました。
今回は効果に関してもう少し詳しく書きますね。

激しくトレーニングを行っている最中は、血液の流れが盛んになっています。
この時、もちろん心臓が激しく働いて血液を送りだしていますが
同時に筋肉が収縮をして、体中に血液を流すことを手伝っています。
こうした状態で急に手足をストップし、運動をやめてしまうと、血液の流れは激しいままに、筋肉のポンプ作用がなくなります。

そのため、心臓が血液を送りだす役割を一手に引き受けることになり、大きな負担が心臓にかかります。
心臓へ一度に大きな負担がかからないよう、筋肉を動かしながら徐々に血液の流れを落ち着かせていく必要があります。

運動をしている最中に、ただ休むことより、体を動かして息を整えた方が心臓が落ち着きます。

固定式バイクを5分間こいだ後、10分の休憩を入れ、また5分こぐという実験をおこない。
クールダウンをした時としない時とでの心拍数を比べると
休憩時間の最後では、クールダウンをした時の方が心拍数が低いことが証明されています。

クールダウンをした方が2回目のバイクをこぐ時に、心拍数が低い状態で運動が始められています。

このように軽く体を動かすことで血液の流れを整え
運動で筋肉の中に少なくなったエネルギーや酸素を改めて補給することができます。

クールダウンを通じて”体をほぐす”状態とは、こうして緊張した筋肉を元の状態に戻していくことなんです。。

クールダウンにおけるストレッチングの効果とは。

疲労回復や身体的・精神的リラクゼーションを図ることを前提して、
伸ばしたまま静止する、スタティック・ストレッチングを行うことが望ましいといわれています。
特に運動後は、筋肉が短縮をしているために、よりよいリラクゼーション効果を得られます。

方法は・・
ゆっくりと伸ばしたまま持続します。
筋肉が心地よく伸ばされていると、気持ちよいという情報を筋肉が脳に送り、
その結果、精神的なリラクゼーションを得られます。

注意点は・・
あまり痛くしないこと。
呼吸を呼吸を止めないこと。
体が冷えた状態で行わないこと。

皆さん忙しい時間の中で、トレーニングにきていると思います。
ディーズでクールダウンをする時間がなければ、自宅で入浴の後でもいいので行ってください。

楽しくトレーニングを続けていくために、少しの時間でもよいので、ぜひ継続をしてみて下さい!!
少しずつですが、カラダは変わっていきますよ。

先週は、半年前にひざの人工関節の手術をした会員様や脳梗塞でのリハビリの会員様、肩や腰の痛みなど
たくさんの会員様から質問や相談を受けました。

しっかりと皆さんのカラダの悩みを聞きながら、適切なアドバイスが出来るように心掛けています。

日常生活やトレーニングをしていての悩みがあればいつでも気軽に声をかけて下さい!!
お待ちしています(^^)/

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